2017.07

日曜日の新聞には本の紹介のページがある。どの新聞もそうなのかわからないが、今まで購読してきた新聞にはみんなあったと思う。今日の新聞で紹介されていた本の中に気になったものが２冊。どちらも漫画だ。最近、あれだけ好きだった小説が読めなくなってきた。読む元気が出ない。集中力が続かない。疲れてしまう。漫画なら読めそうだと思った。無駄遣いはやめようと思いつつも、Amazonの『なか見！検索！』で試し読みをしてレビューを読んで、む～ん、やっぱり気になる！と思って・・・ぽちっとしてしまった。中古を。帰省前日までには届くようなので飛行機の中で読もうと思う。荷物になるけど。うつヌケ　うつトンネルを抜けた人たち田中圭一／ＫＡＤＯＫＡＷＡさよならもいわずに上野顕太郎／ビームコ...
若い人には何のことかわからないでしょうが。昔、はっぱふみふみというギャグがあったのだ。パイロット万年筆のCM　大橋巨泉さん「みじかびの、きゃぷりときれば、すぎちょびれ、すぎかきすらの、はっぱふみふみ」ってね。さて今回、何がハッパフミフミなのかというと夫の子供たちに義母の病気と入院のことを伝えてから約10日。音沙汰なし。なにそれ？私は、昨日、夫の従姉に義母の様子を電話で聞いたんだけど。キミたちは忘れてるのか？ってことで、再度子供たちにグループラインで発破をかけた。ついでに、8月に２回、私はおばあちゃんのところに行くと伝えた。そしたら一人から、経済的な問題で自分は行かれないとメッセージが来た。あたしだって経済的に余裕があるわけではなーい！一ヶ月の生活費を６...
なんとな～くダラダラ過ごしてしまった。今日は外出して気分転換しようと思っていたはずなのに。あと一歩、足が出ない感じだった。無駄な毎日を過ごしたくないと思った。雑草が茂ってきた猫の額ほどの庭の除草をした。お昼は久しぶりにフレンチトーストを焼いた。午後は予定していたページまでテキストを読んだけど何となく頭に入っていかない。湿度が高いから？　暑いから？どうもイマイチ調子が乗らない。来月は義母のところに行かなくてはならないので髪を切っておこうと思い、ネットで美容院に予約を入れた。予約を入れたこともいまいちピンとこない。・・・こりゃ忘れちゃいそうだわ・・・と思った。カレンダーにも書いて、手帳にも書いて、携帯のスケジュール管理にも予定を入れた。しっかりしろ、わたし...
脳動脈瘤が危ないものではなさそうだとわかって気持ちが落ち着いた。このところ手につかなかった通信講座のテキストを今日は久しぶりに開いて小テストもやった。自分なりの予定では今月中に完了させるつもりでいたが、８月中に終われば良いかと思うようになった。焦ることは何もない。はず。ゆっくり進まないと、自分の気持ちがついていかない。今回の入院騒ぎで実の子供たちが会いに来てくれたのも精神的に良かったと思う。やはり自分の子供たちが近くにいてくれると安心する。子供に迷惑をかける親になりたくないと思いながら生きてきたが、体調が悪くなったら、誰かに迷惑を掛けずにはすまないのだ。一番安心して迷惑を掛けられる配偶者がいなければ、私にとって、次に安心できるのは子供なのだと思った。老...
義母の様子をみてくれている夫の従姉から電話があった。入院して認知症が進んだように思うと。入院前は、たまにちょっと変　くらいな感じだったのに、だんだんおかしくなっているようだと。病院側に家族のことを聞かれ、「息子が何年か前に亡くなり、その後夫が亡くなった。亡くなったのは息子が先で、夫が後だ。」と言ったそうだ。今日、病院で確認されて、従姉が訂正してくれたらしい。聞いて驚いたのだが、義母は１日８千円の個室に入院しているそうだ。もともと良家のお嬢様だったらしいので贅沢が当たり前な感じだったが、１日８千円の個室って・・・部屋代だけで10日で８万、30日で24万？それに治療費がかかるわけで、義母はそこのところ、わかっているのだろうか？長期入院の場合は、半月毎に支払...
ググってみたところ、後交通動脈が先天的に欠損していることも普通にあるらしい。生き物なんて、機械で正確に作られたわけではないから、誰もが教科書通りの体ではないのだと、改めて思った。そういえば夫も『片側の椎骨動脈が先天的に無いか発育不全』と言われてたっけ。入院前の持ち物の説明で、外来の看護師に言われたけど必要なかったものがあった。パジャマ（前開き）または寝間着。１泊の入院だったためか。翌日、鼠径部の止血のためのテープをはがすまでずっと検査着のままだったのでパジャマに着替える時間はなかった。持ってこなくてよいと言われたけど、持って行って良かったもの。バスタオル。「お風呂やシャワーには入れないのでバスタオルは要りませんよ。大きいから荷物になるしね。」確かに入浴...
朝食後、外科部長なのか院長なのか、それっぽい人の回診。看護師をぞろぞろ連れて。マスクをしているのでわからなかったが、私の主治医ではないことは確か。だけど、ちゃんと私の状態を把握していた。すごい。主治医は会議があるので、結果の説明と退院は午後になるとのこと。看護師に鼠径部のテープとガーゼを外してもらい、傷口を見てもらうと、内出血もなくきれいだということ。３センチ✖５センチほどの絆創膏を貼ってくれた。夜になったら外して、今日はシャワーならＯＫとのこと。お昼前、主治医による結果説明。画像を見ながら。普通は内頚動脈が分岐して後交通動脈にいくのだが、後交通動脈が写ってないとのこと。動脈瘤のように見えるのは、その分岐点ではないのか。本当なら、その先に後交通動脈があ...
明日に迫った検査入院。待ちに待ったという感じがしないでもない。入院が決まってからが妙に長かった。検査の結果次第ではあるけれど開頭手術をすることになった時は、娘夫婦に入院中の世話をお願いしたいと頼んだ。２～３週間は入院することになるだろうから、その間に洗濯物を頼んだり、必要なものを持ってきてもらったりしたいのだと。身寄りのない人も脳動脈瘤が見つかることもあるだろうに、その場合の彼らは、入院中や退院後はどうしているのだろうかと考える。それなりに行政や病院が考えて手助けをしてくれるのかな。頭の手術には危険が伴うことを娘に軽く伝えた。重すぎて受け止めきれなかったようだ。わかる。そりゃそうだ。まともな人間なら、目を背けたくなってもおかしくない。運が悪ければ介護が...
朝ドラの後そのままＴＶをつけっぱなしにしていたら大切な人を亡くした人のケアについての番組をやっていた。週刊　ニュース深読み「“伴侶の死”とどう向き合う？“遺族外来”に集まる心の声」遺族外来なるものがあるらしい。ＴＶを見ながら、何が悲しいわけでもないのに涙が出てきた。頭は冷静なのに心が泣きたがっているような、頭と心がアンバランスな感じだ。グリーフ・ケアは大事だと思う。大切だと思う。必要だと思う。身近な人（人に限らずペットもね）が亡くなった瞬間から、精神科医がついてケアする体制が取れないものだろうか？医療費財源が足りない？そこをどうにかするのが政治家の腕の見せ所でしょうが。今生きている人間を大事にしないと、国民がどんどん減っちゃうよ。
あまり読まない方が良いのだろうと思いながらもつい読んでしまう同病者のブログ。ほぼ全員、術後の吐き気がひどいと書いている。全身麻酔の特徴なのか、開頭手術の特徴なのか。乳房全摘の手術後、丸一日吐きっぱなしだったことを思い出す。夜中に何度もナースコールをして吐いたので、同じ病室の人が「うるさいわねー」とつぶやくのが聞こえたのがキツかった。外科だけでなく、色々な科の患者が同室で、その中で全身麻酔で手術をしたのはひとりだったために辛さが理解されなかったのだろうと思う。食欲がなくて、食べ物を体が受け付けない。主治医には、病院の食事がダメなら好きなものを何でもいいからとにかく何か食べなさいと言われた。でも食べられなかった。体調も辛かったが精神的にもとても辛かったのだ...