明日に迫った検査入院。
待ちに待ったという感じがしないでもない。
入院が決まってからが妙に長かった。
検査の結果次第ではあるけれど
開頭手術をすることになった時は、娘夫婦に入院中の世話をお願いしたいと頼んだ。
2~3週間は入院することになるだろうから、
その間に洗濯物を頼んだり、必要なものを持ってきてもらったりしたいのだと。
身寄りのない人も脳動脈瘤が見つかることもあるだろうに、
その場合の彼らは、入院中や退院後はどうしているのだろうかと考える。
それなりに行政や病院が考えて手助けをしてくれるのかな。
頭の手術には危険が伴うことを娘に軽く伝えた。
重すぎて受け止めきれなかったようだ。
わかる。そりゃそうだ。
まともな人間なら、目を背けたくなってもおかしくない。
運が悪ければ介護が必要になるなんて、誰が介護するの?って話だよね。
今から介護付きの施設を探しておくか。
実習で要介護者の役もやったから、介護されるのは上手だ。たぶん。
娘は、身近な人の入院に付き合った経験がないので不安そうだが
娘の夫は、祖父母の入院も手術も介護もそばで見た経験があるようで割と平気そうだ。
娘よ、何事も経験だ。頼んだぞ。
今通っている病院では娘夫婦に来てもらうことが難しいため、
手術をするのなら彼らの家に近い病院にしたいと考えていることも伝えた。
どの病院が良いのかドクターとも相談して、
ベストなところに紹介状を書いてもらいたい。
まさか、ダメだなんて言わないよね・・・
9月には娘夫婦と旅行に行く計画を立てている。
今日は娘の夫が現地のレンタカーの予約をしてくれた。
これが彼らとの最後の旅行にならないようにと願う。
できればそのうちに息子とも旅行に行きたいし、
おひとりさま旅行もしたいし、ダイビングもこれから楽しみたいのだ。
そのためには、仕事もしなければならない。
病気に負けてなんかいられない。
元気でいなくちゃ。
楽しいことをたくさんしなくちゃ。
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