11月12日、飲み込みが悪くなっているので誤嚥の危険が高く、
食事を止めてはどうかと病院側から提案された。
だいぶ前から、食事といっても一口食べるか食べないかという状態らしい。
本人は食べる気満々だが、体が受け付けなくなっているようだ。
それならば、ということで、それ以降の食事をストップしてもらった。
義母は理解できているのかどうか、しばらくの間は時々、
おなかが空いたとか何か食べたいと言っていたが、
その都度、看護師に説明されて、一週間くらいで食べたいと言わなくなった。
その代わりに水が飲みたいと言う。
誤嚥が心配なので、水を飲ませるのは看護師に任せてくださいと言われていたので、
そのたびにナースコールを押すのだが、なかなかすぐには来てくれない。
と、義母が怒り出す。
「難しいことを言ってるわけではないでしょ。
水道の水でいいから、飲ませてくれと言ってるだけなのに、
あなたたち二人もいて(夫の従姉と私のこと)何の役にも立たないね」
経口摂取の水分だけで生きている人とは思えないほどの元気な怒り様。
はたして水だけでどのくらい持つのかと、夫の従姉と話していたら、
3週間 頑張ってくれた。
担当医も「こんなに頑張った人は、私の患者さんでは初めてですよ」と
驚いていたくらい。
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