生きることは年を取ることだ

ノリノリで勉強に身が入っているときに

母から電話が来ました。

電話というのは、相手の時間を奪うものだという認識が

全くない昭和の長電話世代。

かつての自分も、もちろん長電話をしました。

昭和の時代に青春時代を送りました。

しかし、時は過ぎて平成になると、

電話は相手の時間を奪うものである、ということになってきましたよね。

ええ。確かにそういう言葉をあちこちで聞きました。

気がつけば誰もが、連絡はメールやSNSなどのTEXTに・・・

おかげで電話に出られない人類が育っているという。


電話を受けるのって、はっきり言って嫌いです。

折り返し受ける電話でなければ、

こちらは相手に対して用事がないわけですから。

特にセールスの電話には、内心ムカムカしまくりです。


という内的な事情がありますが、最近は

両親からの電話に、なるべく穏やかな気持ちで応答するよう心がけてます。

どんなに勉強が佳境に入っていようと。

というのも、両親がどうも気弱になってきている気がするので。

80代の学生もいるというのに、80前半で弱音を吐くなと思うのですが

我が身を振り返ると、自分も弱音を吐いてるぞ、と。

私の場合は、早く年を取りたい気持ちが強いわけで

弱音はあこがれの裏返しでもあるんですけど。

しかし、両親の場合はリアルな弱音なんだなと。

年を取っていなかに引っ込んだ弊害かと思われます。

何もすることがないですもの。

同時期に移住した同年代は、施設に入ったり、

子どもと同居するために引っ越したりで、

近所は過疎化している様子です。

せめて若い人がもっと移住して、近所が活性化すればいいですが

不便なイナカを、若い人は敬遠しますわね。


生きていればどんどん年を取ります。親も自分も。

ほぼひとりごと

2010年、乳がん発覚(DCIS・0期)、患側全摘手術、2011年再建、2018年サイズダウン。 2015年、夫の肺腺癌発覚(胸水確認・4期)、2016年多発脳転移、2017年髄膜播種、多発骨転移、かえらぬ人に。 2017年X'mas、診断:PTSD・うつ。双極性障害の疑い。2021年、発達障害の疑い。 そんな日々の記録と愚痴。

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