古い友人(後家)が、長女家族との同居を解消するという。
時々話を聞いてはいたが、義理の息子と反りが合わないそうだ。
「嫁(という言い方も古い)姑問題」は昔からの普遍テーマだと思う。
育った時代も環境も違う女性同士が、愛する男性(夫であり息子である)を
奪われまいとする(傍から見れば)愚かな争い。
最近は「婿(じゃないけど)姑問題」も少なくないらしい。
娘の配偶者と姑は、所詮他人だ。
娘の好みの人が、自分にとって好みの人であるわけもなく、
大概、他人よりも自分の肉親のほうに軍配をあげたいのだろう。
数年前にも一度別居の話が出て、その時はうやむやになったそうだが、
今回はっきりと「もう一緒に住むのは無理だ」と、
義理の息子から言われたという。なんと悲しいことよ。
そこで住まい探しが始まった。
友人にしてみても、孫と離れるのは辛いが
それに輪をかけて、義理の息子の顔を見るのが辛く、
一刻も早く離れたいらしい。
長女夫婦と同居する前は、現在の我が家から徒歩10分ほどのところに
末娘と住んでいた。末娘の地方転勤を機に、実は、
現在私が住むマンションの一室を購入しようとしたそうだ。
しかし、一駅離れたところに居を構える長女一家、
特に義理の息子がノリノリで、同居しようと誘ってくれたとのこと
(一緒に住んでみたら気が合わなくてポイなのかーい)。
そんなこともあり、うちのマンションを第一候補として
他にも内見をしている最中である。
しかし如何せん、予算に限りがあ(りすぎ)る。
この数年の物価高やマンション高止まりで、大変に厳しい。
還暦過ぎた元専業主婦(寡婦)がひとりで生きていくって、
なかなかにブルースなのだ。
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