娘の結婚相手のご家族と「顔合わせ」があったんです。
日程が決まってから、ネットでいろいろ調べて準備万端で臨みました。
あらかじめ娘たちから「普段着でかまわない」と言われてたのですが
「はじめまして」に、さすがに普段着はくだけすぎないか?
平服でよいという場合は、和服は大げさかもしれないけど
後ろがファスナーのワンピースなら無難かなと思いまして
濃紺のワンピ、フォーマルバッグ、黒パンプス、パール系のアクセでキメました。
そんなにキメキメじゃないけど、適度にきちんと感がある。
「ご挨拶」と熨斗をかけた菓子折りも準備して、いざ鎌倉!じゃなくて
いざ顔合わせ!
あちらは、ご両親と弟さんがご出席。
仲の良さそうなご家族です。
こちらは私のみ。ま、仕方がないですね。夫がいませんから。
黙って会場に入ってこられたので、「こんばんは、はじめまして」と
最初に声をかけたのは、こちらからでした。
そして、服装! 普段着! マジか!
ええ、娘たちから確かに聞きましたよ、普段着でいいって。
にしても、真に受けたのか・・・っていうか、私、甘く見られた?
どうせ離婚した女だし再婚した夫には先立たれてるし
一人で来るなら適当でいいでしょ。って?(知らんけど)
会食中、苦手な気遣いを全開にして、全員にまんべんなく話題を向け
和やかに、和気あいあいと良い時を過ごせるよう頑張りました。
あちらから私には、ほぼ話しかけられませんでした。
無視しているつもりではなさそうですが、
もう少し、なんか、こう、あるでしょ。・・・?
お開きになって、あちらは普通に立ち上がって帰ろうとするので
「今後ともよろしくお願い致します」と声をかけたのも、こちらでした。
あちらもあわてて「こちらこそよろしくお願いします」と返してくれました。
うん。なんだろうな。私の方が間違ってるのかな。
あちらは「顔合わせ」ということではなくて、
ただ、お食事を一緒にするだけ、と考えていただけなのかもしれません。
大げさに菓子折りまで持っていった私が気を入れ過ぎてたのでしょう。
仲良くなってお友達付き合いができるといいなと思っていたのですが
完璧に私の空回りのようです。ちょっと寂しいけど。
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