午後から病院の日だった。
採血→X線→リハビリ→診察
リハビリの後は少し疲れた様子。
内科で呼ばれて診察室に入るとモニターに前回と今日のX線画像が並んでいた。
前回(2週間前)は右肺の3分の2から4分の3くらいが白く映っていた。
今回は右肺が真っ白。
「やはり」という気持ちと「こんんなに?」という気持ちが混ざって言葉もない。
ドクターは、本人が苦しくないのなら無理に胸水を抜かなくても良いと言い、
夫も、特に苦しくないと言う。
診察室で血中酸素を測ると97~98くらいはある。
動いた時にどうなるのか見てみましょうということで、
5分ほど院内を歩きながら血中酸素を測ってみたら90を切ることがわかった。
「これは動くと苦しいですよね」
「まあ、動けば多少はね」
夫は暢気なのか鈍感なのか、まるで他人事の様だ。
認めるのが怖いだけなのかもしれないけど。
毎週胸水を抜いて様子を見て、場合によっては在宅酸素も考えようということになった。
在宅酸素って・・・
この夏の入院前までは普通に何の問題もなく(肺がんではあるけど)元気だったのに。
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