ヴォーカルレッスンとか合唱の練習を録音して
客観的に自分の「ドヘタ」具合を実感しています。
ヴォーカルの先生には「出した声にいちいち
反省しちゃいけません」と言われますが
これが反省せずにいられましょうか。
下手だということはわかっても、どうすればいいのか。
筋肉とかインナーマッスルとか呼吸法とか顎関節とか、
体の歪みや肩こりや、いろんな原因が考えられ
どっちの方向に行けばいいのかわからず、
まじめに考えすぎて迷子になりました。
前回の第九合唱で友達になった4~5才上のおねーさまがいます。
頭が良くて人当たりが良くて、好みに共通点も多く、
気がつくと彼女の足跡をたどっているくらいの、憧れの女性です。
ちょっと前は「60歳になるって楽しいわよ~!
あなたも早くこちらへいらっしゃい!」とビッグスマイルでした。
先日の合唱練習でお会いした時、「トシをとって、
いろんなことができなくなってきたの」と
しんみり仰るので、思わず「そんなことを言わないでよー」と
全否定で返してしまいました。
こらこら、私は今、何を勉強しているんだっけ⁉
相手の言葉を否定してはいけない、話を肯定的に受け止める。
それが、介護分野、福祉分野、心理分野に共通の原則ではないか!
道半ばとはいえ、3分野を齧っている者にあるまじきこと!
おねーさまは齢60を少し過ぎたばかり。
まだまだ、いろんなことができなくなるようなお年ではありません。
バリバリの現役でお仕事もなさっています。
あの言葉の裏で、何か悩みを訴えたかったのかもしれません。
その場では考えもしませんでしたが、帰ってから気付いて反省しました。
自分のことだけでなく、周囲の人にも気を配れないと
大人の人間として恥ずかしい。
・・・ダメだなぁ・・・。
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