温度差

「えいやっ！」っと、小声で掛け声をかけて

バスでお出かけしてきた。

頑張ったねーワタシ。

平日ならば自分で運転していくところだけど、

休日なのでバスで行ってきたわけ。

駐車場が混むから。

スマホの万歩計によれば、4000歩歩いたそうな。

何だこのキリの良い数字！

普段は家の中でスマホを持ち歩かないので、

65歩とかなんだけど（笑える）。

ミスドで　misdo×TANITA　の　ベジポップ　を購入。

うまし。

KALDI でもちょこっと甘いもの購入。

最近は甘いものに飢えている。

あやうくケーキとか鯛焼きも買いそうになった自分を制し

本屋さんで来年の手帳とか面白そうな文庫本とか雑誌とか

パラパラ見て目の保養をし（購入せず）、帰宅。

お外は半袖でもいいくらいの暑さなれど、

家の中は相変わらず寒い。

この温度差が、本当に苦痛。

寒いと体調って悪くなるよね。

この家に引っ越してきてから、明らかに体調が悪くなってるよね。

夫の病気もワタシの心身の不調も、この家が寒いせいだと思う。

絶対にそう思う。

第54回文藝賞受賞作が読みたくて、ネットで注文していた

文藝の冬号が届いた。

新聞の書評欄で見て、まず作者のプロフィールに惹かれ、

作品の内容が私小説のようで私小説ではないというところにも興味を持ったから。

読み始めて、自分の集中力の激減状態に唖然としている。

うすうす感じてはいた。集中力がなくなってきたと。

この家に引っ越してくるまでは、１日中本を読んでいられたのに。

わずか14～15ページで集中力が切れた。

情けない。

これじゃ、この雑誌１冊読むのに何ヶ月もかかりそうだ。

受賞作、おもしろい。

方言の響きが懐かしく、思わず声に出して読みたくなる。

『ね・ず・み』の部分を『む・か・で』と置き換えると、

まるで自分が書いたかのようだ。

とはいえ、素人が最初の作品を仕上げるのに10年以上かかるというなら

集中力欠如状態の自分には書けるはずがないことはよくわかる。

どんなことであれ、何かをするのは大変なのだなあ。

ただ寝て起きて食事をして、また寝て起きて食事をする、

そんな毎日を過ごしているだけでも、大変だもんね。精神的に。

楽なことなんてどこにもないんだなと思う。

誰もがみんな、大変なんだ。

がんばろう。月は流れて東へ西へ行くよ。