昨夜の電話

昨夜、夫の父方の従姉から電話があった。

初盆にお供えをいただきお返しを送ったので

届いたよという報告の電話かと思ったら・・・


夫の義母(夫は養子)に胆のうガンが見つかったという。

すでに大きくなっていて、体力的に手術は難しく

余命1ヶ月と言われたとのこと。

今日からホスピス病棟に入院しているらしい。

入院にあたって家族の同意書やら誓約書やら、

色々な書類を出さなくてはいけないのだが・・・


義母の夫(私の夫の実父)はすでに他界しており、

唯一の子供(私の夫のこと)も他界してしまった。

義母には妹がいて子供がいるが、義母姉妹はお互いに疎遠で

他に義母の妹について詳しく知っている人はいないため

どこにいるのか、連絡先も、誰も知らない。

もしかしたら亡くなっているかもしれない、と夫の従姉に言われた。

義母側の親戚についても付き合いがなく、全くわからない。

私の夫も、血が繋がらないということもあるのか、

生前、義母の実家とは交流がなかったと言っていた。

家や名前やお墓を継いでほしくて養子にしたのだろうに

(夫のいなかは、いまだにそういうことが普通にあるのでびっくりする)、

せっかく養子にしても交流を持たないなんて意味がわからん。

なんだかややこしい家族関係なのだ。


入院関係の書類は、とりあえず夫の従姉が書いてくれた。

私が近くに住んでいれば、従姉妹に迷惑をかけるまでもなく

嫁である私が手続きをするべきだろうと思っている。

しかし悲しいかな、片道約730kmは簡単に行き来できる距離ではない。

私も頭の検査入院と胸のMRI検査を控えている。

すぐには行かれない。


で、思いついたのが夫の子供たちだ。

彼らにとっては血のつながりがなくても戸籍上は祖母だ。

そして彼らはアラサーの立派な大人であり、法定相続人だ。


夫の子供たちに連絡を入れた。

彼らの祖母がガンで余命わずかなこと、

私は病気の検査を控えているので、すぐに行くことができないこと、

万が一祖母が亡くなったら、あなたたちが相続手続きをしなければならないこと、

お見舞も兼ねて、近いうちに祖母と会って話をしてほしい、等々。


びっくりしたとは言ったが、祖母に会いに行くとは誰も言わなかった。

ありえない。無責任すぎる。

もちろん遠いし、お金もかかる。それは誰にとっても同じことだ。

それなら誰がいろんなことの手続きをするんだ?

嫁の私には、義母亡き後の手続きができないことは、前に伝えたはずだ。

また今回も、自分たちは面倒なことは何もしないで遺産だけもらって終るか?


今のアラサーってみんなそうなのだろうか?

私の子供たちも、同じ立場に立ったらそんな感じなのだろうか?

気が重い。頭が痛い。今日は朝から体調が悪い。


とりあえず、夫の従姉にばかり迷惑はかけられないので、

子育て支援員研修をキャンセルするか、合間を縫うかして

検査が終わったら早めに行かなくてはと思っている。

ほぼひとりごと

2010年、乳がん発覚(DCIS・0期)、患側全摘手術、2011年再建、2018年サイズダウン。 2015年、夫の肺腺癌発覚(胸水確認・4期)、2016年多発脳転移、2017年髄膜播種、多発骨転移、かえらぬ人に。 2017年X'mas、診断:PTSD・うつ。双極性障害の疑い。2021年、発達障害の疑い。 そんな日々の記録と愚痴。

0コメント

  • 1000 / 1000