今日は歌う会の日。
夫が亡くなる少し前から、家ではほぼ声を出していない私。
4月から週2回、介護講座のクラスメイトとしゃべったり
歌う会で発声練習をすることが功を奏したか、
だんだん声が出るようになってきた。
理論的に理由があると思うけど、音階の発声練習ではどうにか声が出ても
歌となると声が出ないのは、まだ未熟なためだと思う。
そして前回、初期メンバーとふたりでカラオケに行ったS氏。
行く前は1時間で帰ると言っていたのに、昼食も挟んで2時間いたらしい。
行かなくて良かった。
そこそこ楽しかったらしく「月1回はみんなでカラオケに行こうよ!」と。
カラオケ屋の回し者ですか?とツッコミたくなるところ、ぐっと抑えて、
「え、いずれそのうちに・・・」と答えておいた。
最初にカラオケには興味がないとはっきり言ったはずなんだけど、
忘れたのか忘れたふりをしているのか。
誘い続ければそのうち行くと思うのか。
こう毎回毎回誘われると断る言葉を捜すのが大変。
レッスンが月2回なのに、そのうちの1回は毎回カラオケに行く?
毎月断る理由を探すのか?
レッスンに行くことが苦痛になってしまうではないか。
さて、せっかく通い始めたレッスン、何かを得なければ通っている意味がない。
毎回カラオケを断る技術だけ磨くなんて訳が分からない。
今日習ったこと。
息を吸う時(ブレスするとき)は胸を張って、少し背中を反らすように。
息を吐くとき(歌っているとき)は反らした背中を少しだけ前かがみにしながら。
発声練習の時はそれができるけど、歌(曲)の最中は難しい。
ブレスは一瞬だし、良い姿勢で歌わなきゃという潜在意識があるので
背中を反ったまま歌ってしまう。
反対に、ブレスの時に背中を丸めてしまって、頭の中がハテナマークでいっぱいになり
そのうち、何が何だかわからなくなる。
一度にひとつのことしかできなくなるのは老化の始まりだ。
やだやだ。
もう一つ習ったことは、高音が出ないと思ったら、
座って歌っている時は足の裏を宙に浮かしながら歌う。
立って歌う時は片足立ちになってみる。
そうすると、のどから胸あたりの余計な力が抜けて声が出やすくなるそうだ。
これもまた、歌っている最中にやってみようと思うと歌詞が飛ぶ。
どこを歌っているのかわからなくなる。
完全に老化現象だ。まずい。
それはそうと。
声が出るようになってきた理由が、週2回の介護講座の
クラスのみんなとの楽しいおしゃべりだったのだとしたら、
講座が終わった来月からは、また出なくなるやもしれぬ。
さてさて、どうなることやら。
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