梅雨なので気分が優れないのかもしれない。
家に閉じこもっていないで太陽の光を浴びなければ。
初任者研修のカウントダウンに入って
教室の中の話題は「この後どうするの?」ってこと。
すでに介護関係の施設で働いている人は
資格が取れると時給が上がり、
さらに実務者研修を受けると介護福祉士を目指せる
ということで、引き続き実務者研修を考えている人もいるようだ。
詩人伊藤比呂美さん言うところの「あたしはあたし」。
そして「人は人」。
この後は『子育て支援員研修』を受けるのだと何度言っても
仕事を勧めてくれる人がいる。
「介護福祉士になるには3年働かなくちゃいけないのよ。
私たちの年代はもう今からやっておかないと、
福祉士の資格を取るのが先か、自分が介護されるのが先か・・・」
心配してくれているのはわかるし、とてもありがたい。
確かに上の資格を取れば、その分、資格手当も付いてくる。
でも、介護福祉士の資格を取るかどうか決めてない。
子育て支援員の研修を受ける他にも、すぐに働けない事情がある。
仲良くしてもらっているからって、事情を全部話すわけにもいくまいと思う。
いや、話しても良いんだけど。
乳がんで全摘して、再建した部位に拘縮があるので、
筋を切れば、もっと腕が動かしやすくなるし
冬場に筋肉が縮んで胸が痛くなることも抑えられる。
それにそろそろシリコン入れ替えの時期でもあるということで
(シリコンの劣化を考えて10年ごとに入れ替えると良いといわれている)
去年、手術をすることを勧められたのだけど
ちょうど夫の脳転移がわかって放射線治療中で
いろいろと大変な時期で、できなかったのだ。
だから今年、手術を考えている。
・・・なんてことを話すと長くなるし、さらに重くなるよね。
聞く方も、そこまで深入りしたくないんじゃないかな。
ただでさえ、夫が亡くなったばかりだということは
周囲の座席の人は知っていて「腫れ物」扱いになってる。
触らないほうがいい、そっとしておいたほうがいい、って。
私たちおばさんグループは、みんなそれぞれいろいろ抱えていて、
自分が一番大変だと思いたいし思ってほしい(わかってほしい)わけだ。
隙あらば愚痴も言いたいしストレス発散もしたい。
自分のことで精一杯だから、他人の不幸話なんて聞きたくない(余裕がない)。
わかってるけど難しい。
就職を勧められて「うん、そうだよね」って言えばすむことだ。
そうすれば就職をしない理由も話す必要がない。
気持ちに余裕がないのか「そうなんだけど、でもね」って、つい言ってしまう。
だめだなぁ。
人間が小さい。
反省。
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