夫の長女が来た。子供をふたり連れて。
私って子供が嫌いかもしれない・・・。
あんまりそんなこと思ったことはなかったけど。
あの子たちがこんなに傍若無人だと思わなかった。
どうやら、夫のことが怖くて、夫の前ではおとなしくしていただけだったらしい。
夫がいなくなって、やりたい放題な感じでまいった。
こちらからすれば、赤の他人なのだから
もっと遠慮があって然るべきだと思うのだが、まあ、それは大人の感覚か。
そんなことは子供にはわからないのかもしれないけど、
大人である長女にはわかってほしいところだ。
・・・性格悪いな、私。
生活のために、いつまでも無職でいるわけにはいかないと
長女に話した。
夫の生命保険は、私の老後の年金の足しになるように
65歳から10年間、毎月支払われるような手続きをした。
それまでの間は、生活費を稼がなくてはいけないし、
年をとればそれだけ、医療費や介護にもお金がかかるようになる。
75歳よりも長く生きるとなると、それ以降の生活にも備えなければならない。
・・・というようなことをさりげなく、嫌味にならない程度に、
早く相続の手続きを終わらせて、次のステップに行かないといけないんだよね、
なかなか進まなくて困ってるんだよね的な雰囲気で話してみた。
少し、危機感が伝わったようだった。
マンションの相続も、固定資産税と管理費の他にお金がかからないなら受けると言ってくれた。
他にどんなお金がかかるのかは、実は知らないんだけど。
彼女たちが帰った後、以前に請求していた介護職員初任者研修講座の案内が来た。
開講日までに日がないのだが、問い合わせたらまだ受け付けているというので
申し込みをした。即断即決。
夏や秋から始まる講座もあるのだが、ちょうど今回の4月始まりの講座が終わる頃に、
もうひとつ受講したいと考えている別の資格の講座が始まる。
時間を無駄にしないためには、頑張って今月から動きださなければと思う。
と思っているところに、夫の従姉たちから代わる代わる電話が来た。
「急いで働こうとか何かを始めようとか考えたりせずに、
しばらくはゆっくりと体も心も休ませる方がいいよ。
たまには豪華においしいものでも食べなさい!」
異口同音に言う。
あら、講座の申し込みをするところを見ていたのかしら?と思うようなタイミングだ。
夫の従姉って、物理的にも立場的にも私からは夫の子供たち以上に遠い存在なのに
やっぱり年の功なのか、同じ未亡人という立場からなのか、
こちらからあえて言わないことでもわかってくれるし、
気の使い具合が、ぴったりツボにはまって有難い。
同じ立場に立ってみないとわからないことってあるものね。
わかってくれる人がいると思うだけでうれしいよね。
明日はプチ贅沢なランチでもしようかな。
0コメント