通院

何をするにも時間がかかるようになった夫。

以前は約束の時間の1時間以上前に待ち合わせ場所にいるような人だったが、

今は約束の時間が過ぎても平気になったようだ。


20日のこと。

病院の予約に1時間遅れた。

主治医は外来担当の日ではないので、何時に来ても良いとは言ってくれたが、

今まで早めに行くことはあっても1時間も遅れたことはなかった。


血液検査の結果は、水分摂取量が少ないこと以外は、特に問題なし。

但し、腫瘍マーカーの値は今までで最高値に跳ね上がっている。

いや、大問題じゃん。

もう全然ジオトリフは効いてないじゃん。


「ジオトリフとタルセバを交互に使っている人もいるようですけど、

それはできないのでしょうか」とお伺いをたててみた。

「それは、耐性がつかないようにしているのだと思いますが、

ご主人の場合は耐性遺伝子が出ているわけではないので(無駄でしょう)。

あまりないタイプなので、分子標的薬の中ではジオトリフが効かないなら

他はもっと効かないと思います。

まあ、どれが正解というのはないので、やってみなければわからないことではありますが」


じゃあ、やってみてよ!


って思ったけど、ドクターが全くその気がなさそうだから言えなかった。


それよりも、このところ頭痛が頻繁なので新しい脳転移が疑われ、

次回、頭部MRIを撮ることになった。


せん妄が出ているので入院は避けたほうがよいと意見の一致をみた。

もし新しい脳転移があったら、どう治療する計画なのだろう?

キイトルーダも「ご主人の場合は、多分効かないと思います」って言われたし、

オプジーボを使ってくれる気配もないし(効かないと思うと言われた)、

やってみないとわからないという割には、やってみてくれないんだよなぁ。


どうも、半分くらい見捨てられているような気がしてならない。

マイナー・ミューテーションの患者でも、命は命なんだよ。

簡単に諦めたり見捨てたりしないでほしいよ。

ほぼひとりごと

2010年、乳がん発覚(DCIS・0期)、患側全摘手術、2011年再建、2018年サイズダウン。 2015年、夫の肺腺癌発覚(胸水確認・4期)、2016年多発脳転移、2017年髄膜播種、多発骨転移、かえらぬ人に。 2017年X'mas、診断:PTSD・うつ。双極性障害の疑い。2021年、発達障害の疑い。 そんな日々の記録と愚痴。

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