今日は、採血→X線→リハビリ→診察。
リハビリの様子を見ていると、そんなに大変なことをしているわけではないのに
少し息が上がったようだ。
PTの担当の人から見ると、先週よりも動きが鈍くなっているように感じるのか、
1月以降のリハビリを早めに決めるようにと、かなり真剣に言われた。
家族は毎日見ているから、少しの変化には気づきにくい。
あんなに真剣に、しかも本人に聞こえないところで言うということは、
よほどのことなのだろうか。
レントゲンの画像では、右の肺がほとんど見えないくらいに胸水が増えていた。
こんな状態なら苦しいはずなのに、気胸の時より胸水が増える方が楽なのか、
苦しいと感じなかったという。
本当なら入院して、水を全部抜いて胸膜癒着術をするのが良いのだが、夫は入院を嫌がる。
入院中にまた身体を拘束されたりすると、
夫は体調だけでなく精神的にもおかしくなってしまうし、私の精神も持ちこたえられない。
できれば入院は避けたいと、私も思う。せん妄は嫌だ。耐えられない。
ということで、とりあえず今回は入院回避。
今日は胸水穿刺で800ミリリットルほど抜いたようだ。
次回もたぶん抜くことになるでしょうと言われた。
胸水が増えたということは、やはりジオトリフが効かないのか、
副作用を抑えるために2週間 休薬したせいで悪くなったのか。
何とも言えない。
CEAは66.7に上がったが、血液検査では他に問題はないとのこと。
胸水が増えていたのに苦しいと感じないとか、ふらついてバランスが取れないとか
少し感覚が鈍くなっているようなことも出てきたので、
新しい脳転移があるのか調べるために、来週 頭のMRIを撮ることになった。
脳に関しては、今使っているジオトリフが届くようだし、
胸水に関しては、最初に使ったアバスチンが胸水コントロールに良いと言われているそうだ。
でも原発巣にはあまり効かない。
本当なら、同じ癌なのだから全部に効くはずだけど、そうならないらしい。
タルセバ(又はイレッサ)+アバスチンの組み合わせは使ったことがあるが、
ジオトリフ+アバスチンはやったことがないらしいが、
悪くはないと思うのでので、やってみましょうかということに。
でも前に使って一度効かなくなった薬なので、効かないかもしれない、とも言われた。
悩ましい。
薬価が半分になったことだし、ダメ元でオプジーボもやってもらえないだろうか。
来年にはキイトルーダが承認されるということなので、
承認されたらPD-L1発現の検査をしてみるのも良いかも、と言ってくれたが、
夫の場合は、どちらも効かないだろうと言われているタイプなので
主治医もあまり積極的ではない。
カテーテル治療も、やっている病院に問い合わせしてみると良いのではないかとのこと。
今の夫の体力で通える範囲にはカテーテル治療をやっている病院はないのだけど。
なんだかもう、主治医に半分くらい諦められているような感じがする。
治療をやめる決心をしたら?って(そんなことを言う主治医ではないのだが)
そう言われているような雰囲気さえ感じてしまうのだ。
主治医に全面的な信頼を持って任せる気持ちが薄れてしまう。
私の心が壊れているのかもしれない。
きついわー。
0コメント