バツイト

抜糸と抜歯を区別するため、勤めてた2箇所の歯科医院は

抜糸をバツイトと言ってました。

どこの歯科医院でも同じでしょうか?


今日はおムネの抜糸をしてきました。

抜糸前にまず、プロテクター役も果たしていたと思われる

大きなガーゼの塊を外してもらいました。

その瞬間の開放感ったら!

まだ時々痛みがあるので自分では恐る恐る・・・で、

なるべく触れないようにしていたこともあって、

抜糸のときはハサミが糸に触れるたびに

いちいちビクついてしまいまして・・・

看護師さん、ごめんなさいでした。

傷保護のテープを貼ってもらい、改めて見たら

なんと可愛らしいおムネですこと。

これまでのグロテスクな大きさから、体型相応になって

作り物ながら愛しさを感じます。かわいいっ!

若い頃は何故にあれほど大きいおムネに憧れたのか

今となっては大きな謎です。

まあ、あれだな。一種のマザコンだ。

私の母は80を過ぎていつの間にか消滅しましたが

相当ご立派なおムネの持ち主でして、

当然私もそうなると思っていたのに、

母ほどにはならなかったと(それでもそれなりでしたが)、

そういうコンプレックス的な・・・?

で、今は小さいほうがかわいいと思うのは、たぶん

我が娘のおムネが小ぶりだからだ。

どこの遺伝子でそうなってるのかわからないけど。

娘は小柄(これはおそらく私の母方の遺伝子)で

細身(おそらく私の両親の遺伝子)。

小さなおムネは、娘の父親の遺伝子なのではないかと

推測されます。

娘の父親の親類のおムネをチェックしたことはないけど

目立って大きかったという印象を持ったことはない。

うん。きっとそうに違いない(どーでもいいんだけど)。


予約時間より早めに着いたので、30分ほどお茶しました。

カウンターで接客してたのが欧米系外国人で

コッテコテの日本人の私はちょっとひるみましたが、

よく考えれば、ひるむ必要なんかないのでした。

おひとりさまだったのでカウンター席に座ったのですが、

背後のテーブル席から怪しげな雰囲気が漂ってくる。

男が嬉しげに自慢げに、いろいろ薀蓄をたれている。

それをいかにも感心したように聴いてる女子ふたり。

ところどころでひとりの女子が

「あ、それ大学で習ってる!」とはさんでくる。

ますます調子付いて話す男。

うるさくて気に障る!

・・・あからさまに振り返るのもいやらしいので

(盗み聞きしている時点で充分いやらしいです)、

なにげなーく手鏡を出して、マスカラをチェックするフリで

どんなグループなのか見ちゃいました。

ブリーチした髪色の、年齢不詳(でも中年)な男ひとりと

女子大学生ふたりのグループ。

は~・・・楽しいですか? そりゃあようございました。


で、帰りの電車内で。

私はバッグにヘルプマークをつけているのですが、

優先席にお座りだった白髪の女性が気付いて

「あなた、お座りなさいな」と席を譲ってくださいまして、

正直言って、まだフラフラしているので本当に助かりました。


両脇に座っていた明らかに健康そうな黒髪の30~50代女性は

そんな私たちを全く無視です。

っていうか、極力見ないフリでした。

優先席が空いていれば座ってもいいんだけどさ、

目の前に立った人が、優先席を必要としてるかどうか

気にしながら座ろうよ。

ご老人が立ち上がる前に、若い順に立ち上がろうよ。

大体わかるでしょ、自分が隣の人より若いか年取ってるかって。


人生で初めて席を譲ってもらった記念すべき1日でございました。

ほぼひとりごと

2010年、乳がん発覚(DCIS・0期)、患側全摘手術、2011年再建、2018年サイズダウン。 2015年、夫の肺腺癌発覚(胸水確認・4期)、2016年多発脳転移、2017年髄膜播種、多発骨転移、かえらぬ人に。 2017年X'mas、診断:PTSD・うつ。双極性障害の疑い。2021年、発達障害の疑い。 そんな日々の記録と愚痴。

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