ごめんなさい

クリニックの帰り、JRの線路に沿うように

品川駅に向かって歩いていると

小走りで向かってくるサラリーマン風男がいました。

軽くよけると、その後ろを女性も小走りに向かってくる。

ああ、仕事で急いでるのかな

と、普通に、思いました。

通り過ぎて1～2秒後、その女性が叫んだのです。

「つかまえてくださいっ！」

ええーっ！？

私の前方と後方それぞれ1.5メートルほど離れて

ふたり組みの女性２組が歩いていたのですが、

その４人全員がどうやらアジア系外国人で

日本語がわからなかった様子。

っていうか、もっと早めに言ってくれたら、

正面から捕まえられたのに！

サラリーマン男、ジョギング程度の早さだったので、

追いかけようと思えば追いつけたと思います。

ごめんなさい。躊躇しちゃって追いかけられませんでした。

よりによって、今日はスニーカーじゃなくてパンプスだったし

結構ガタイのいい男だったので、女性だけで捕まえても

逃げられそうだし、暴力でも振るわれたらどうしようかとも思ったし、

人間、一瞬のうちにいろいろ考えるものですね。

でもでも、彼らの行く先にはサラリーマンがたくさん歩いていたから、

男性が誰か捕まえてくれたはず・・・

そう祈ります。

何があったのかわからないけど。

と、反省しながらJRに乗り、座ったら

隣の結構イイ歳のおねーさんがスマホでゲームしてました。

別にゲームしてもいいですけど、音出さないで欲しいです。

耳障りで、気になって気になって。

途中から妙なメッセージが何度も何度も繰り返されるんですよ。

「あ、オオシマです。

本当にそれでいいんですか？」って。

何ですかそれ？　気味が悪いです。

その声が何度もリピートされるので、よっぽど

音を消してください！と抗議しようかと思いました。

ご本人もそのメッセージが嫌なようで、

「何コレ？　消えない！」とか小声で言ってました。

電源切りなさい。

ホントに、40代のようにお見受けしましたけど、

不必要にスマホで遊ぶな！とワタシは言いたい！

大人がそんなことしてるから、子供も真似するんですよ。

今はどこもかしこもスマホを見てる人間だらけだ。

このままでは人類の行く末が思いやられます。